イギリスで身体障害のある舞踊家達とない舞踊家達で構成されるCandoCoダンスカンパニーを設立、共同芸術監督を務めた、インクルーシブダンスの先駆者Adam Benjamin(アダム ベンジャミン)。
今回は、障害のある方とかかわる「ダンスナビゲーターのためのワークショップ」と、障害のある人もない人も「ひとりひとりのダンスの可能性をひらくワークショップ」を2つを開催しました。
開催日程:2024年8月22日(木)、8月23日(金)
会場:ArtTheater dB KOBE
写真:鈴木優
こんにちは、共生社会(ぐちゃぐちゃのゴチャゴチャ)
文化庁委託事業「令和6年度障害者等による文化芸術活動推進事業」
主催:文化庁、NPO法人DANCE BOX
企画・制作:NPO法人DANCE BOX
アダム・ベンジャミン
数々の受賞歴を持つ振付家、著者、世界的に認知されている講師。CandoCo Dance Companyの共同設立者であり、南アフリカのTshwaragano Dance Companyの元芸術監督。インクルーシブダンスの先駆者の1人であり、著書『Making an Entrance』は「インクルーシブ」というテーマに関する代表的なテキストとみなされている。The Placeのアソシエイト・アーティストであり、Wingate Scholar、Rayne Choreographic Fellow、Arts Council International Artist Fellowshipの受賞者。高等教育における功績が認められ、National Teaching Fellowshipを授与され、2015年にはthe South Bank Centreから「チェンジメーカー」に選ばれた。現在は、ダンス業界における持続可能性への関心を高めるためthe Dancers’ Forestを展開している。
障がいの有無、経済環境や家庭環境、国籍、性別など、一人一人の差異を優劣という物差しではなく独自性ととらえ、幾重にも循環していく関係性を生み出すことを目的としたプロジェクトです。2019年に神戸市長田区で劇場を運営するNPO法人DANCE BOXにより始動しました。舞台芸術を軸に、誰もが豊かに暮らし、芸術文化を楽しみ、表現に向かい合うことのできる社会をめざす、多角的な芸術文化創造活動です。