プロジェクト
踊ってみたい方はどなたでも。ひとりひとりのペースを大切に、ダンスとからだを楽しみながら、共にひとときを過ごす場所を参加者の皆さんとつくっています。現在は小さなお子さまからシニア世代の大人までの、障害のある方やない方にご参加いただきながら、月に1回開催。踊ったことのない方でもご心配なく。どの回から参加していただいてもOK、1回だけの参加もOKです。
クラスについてのちょっと長話し
=どんなクラス?
コンテンポラリーダンスには、バレエや日本舞踊など、他のダンスにある「こう踊りましょう」という決まった踊り方がありません。なので、この「やさしいコンテンポラリーダンスクラス」では、ひとりひとりが自分の体と向き合いながらその踊り方を探していきます。同時に、ここに来る人たちの雰囲気も自然と感じながら、踊っていくダンスクラスです。
クラスでは、シンプルなルールを使って体を動かしてみます。でも、ルールは「きっかけ」のひとつです。ひとりひとりにある、動きやすさやこだわりは異なっているし、体の色合いも様々。ルールをどう受け止めるのかは自由です。それぞれのチョイスで楽しんでみたいと思っています。踊る面白さはルールの中にも、外にも、そしてその境界上にもあるはずです。
色々と言いましたが、あまり難しく考えすぎず、まずはここに来て、そして周りのダンスを見渡してみてください。色んなダンスが見つかり、きっとあなたが踊り始めるヒントも見つかるかもしれません。
コアメンバー
障がいの有無、経済環境や家庭環境、国籍、性別など、一人一人の差異を優劣という物差しではなく独自性ととらえ、幾重にも循環していく関係性を生み出すことを目的としたプロジェクトです。2019年に神戸市長田区で劇場を運営するNPO法人DANCE BOXにより始動しました。舞台芸術を軸に、誰もが豊かに暮らし、芸術文化を楽しみ、表現に向かい合うことのできる社会をめざす、多角的な芸術文化創造活動です。