2021年8月に開催された東京パラリンピック2020開会式。そのセレモニーのラストを飾ったダンサーの森田かずよさんをお迎えし、障がいをもつダンサーにとって現在の舞台芸術シーンがどう見えているのか、当事者の目線からお話しいただきます。また、2019年よりスタートした文化庁「障害者等による文化芸術活動推進事業(共生社会の推進を含む)」の担当リーダーである川村匡さんと、障がいをもつパフォーマーにも多く関わってきた、ダンスボックスの大谷燠さんを交え、パラリンピック開会式を経て社会の視線の変化や、障がいのある表現者の活動のフィールドが変わる可能性があるのかを考えます。
ゲスト:森田かずよ(義足のダンサー)
川村匡(文化庁地域文化創生本部総括・政策研究グループリーダー)
大谷燠(NPO法人DANCEBOXエグゼクティブ・ディレクター) ※オンライン出演
進行:文(NPO法人DANCEBOX事務局長)
アートエリアB1 ウェブサイト
障がいの有無、経済環境や家庭環境、国籍、性別など、一人一人の差異を優劣という物差しではなく独自性ととらえ、幾重にも循環していく関係性を生み出すことを目的としたプロジェクトです。2019年に神戸市長田区で劇場を運営するNPO法人DANCE BOXにより始動しました。舞台芸術を軸に、誰もが豊かに暮らし、芸術文化を楽しみ、表現に向かい合うことのできる社会をめざす、多角的な芸術文化創造活動です。