イギリスで身体障害のある舞踊家達とない舞踊家達で構成されるダンスカンパニーCandoCoを設立し、共同芸術監督も務めたAdam Benjamin(アダム・ベンジャミン)。
今回は2日間にわたり、「障害のある人もない人もどなたでも」と、「ワークショップナビゲータ向け」の2つのワークショップクラスを開催しました。世界中で様々な身体・個性の人々の踊りの可能性を引き出すAdam Benjaminのダンスを体験する貴重な機会となりました。
開催日程:2023年12月10日(日)、12月11日(月)
会場:ArtTheater dB KOBE
写真:鈴木優
こんにちは、共生社会(ぐちゃぐちゃのゴチャゴチャ)
文化庁委託事業「令和5年度障害者等による文化芸術活動推進事業」
主催:文化庁、NPO法人DANCE BOX
企画 制作:NPO法人DANCE BOX
1991年、身体障害を持つダンサーと共に“CandoCo”ダンス・カンパニーを設立。共同芸術監督、Plymouth UniversityのTheatre and Performance部の講師を経て、現在、フリーランスの振付家&舞踊教育家。RussellMaliphant、伊藤キムなど多くのアーティスト達とのコラボレーションを行なう他、Scottish DanceTheatre, The Besht Tellers, A&BC Theatre Company,StopGap などのカンパニーへの振り付けも行なう。Wingate Scholar, a RayneFellow、ロンドンのThe placeのアソシエイト・アーティスト。著書に障害のある人達とない人達とのダンスの理論と実践書である“Making an Entrance” (Routledge 2001)がある。
障がいの有無、経済環境や家庭環境、国籍、性別など、一人一人の差異を優劣という物差しではなく独自性ととらえ、幾重にも循環していく関係性を生み出すことを目的としたプロジェクトです。2019年に神戸市長田区で劇場を運営するNPO法人DANCE BOXにより始動しました。舞台芸術を軸に、誰もが豊かに暮らし、芸術文化を楽しみ、表現に向かい合うことのできる社会をめざす、多角的な芸術文化創造活動です。