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レポート

レポート|TRUST Dance Theatre (韓国)× 森田かずよ ダンス公演

2020.05.25

韓国・ソウルを拠点に、障がいのある人もない人も共にダンス作品を生みだしている「トラスト・ダンス・シアター」から7人のパフォーマー、4人のミュージシャン、振付家、通訳が来日。そこに義足のダンサーである森田かずよ、4人の車椅子パフォーマー、アフリカのトーゴ出身のアラン、西岡樹里という7人のダンサーが加わって、2週間の滞在制作と公演を行いました。

クリエイションの模様です。

 

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2週間の滞在の最終日である12月7日(土)の公演では2作品を上演しました。

一作品目:

『Shadow/影』

世界初演:2018年 @ソウル・アート・スペース Mullae

振付:Hyeonghee Kim

出演:森田かずよ、Hyunjung Lee、Yejin Kwon、Jongtaek Sung

森田かずよが、2018年にソウルに滞在し、共同制作しソウルで初演を迎えた作品をリ・クリエイションし上演しました。

 

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二作品目:

『もう一つの視線/Another Gaze』

振付:Hyeonghee Kim

出演:森田かずよ、福角宣弘、田村みくり、西岡樹里、アラン・スナンジャ、大畑楽歩、福角幸子、Hyunjung Lee、Minsoo Kim、Younghoon Hong、Yejin Kwon、Jongtaek Sung、Dahye Kang、Chaihyun Lee

音楽:Sungsoo Nah(ドラム)、Noah(ギター)、Woojae Jho(キーボード)、Hongboo Kim(ヴォーカル)

 

生演奏のもと、14名の多国籍な出演者が入り混じりながら、最後は観客を巻き込み、大きな盛り上がりを見せました。

キム・ヒョンヒ氏によるクリエーション、演出、振付は、国籍や言語、身体の状態を超えて互いを尊重しあうもの。舞台に立つ個々の声と身体を最大限に引き出しながら、ひとつの作品に昇華することで、とても上質な舞台となりました。

 

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「こんにちは、共生社会」プロジェクト1年目の締めくくりとして、今後に続くインターナショナルプログラムの第一歩を踏み出すことができました。

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こんにちは、共生社会とは

障がいの有無、経済環境や家庭環境、国籍、性別など、一人一人の差異を優劣という物差しではなく独自性ととらえ、幾重にも循環していく関係性を生み出すことを目的としたプロジェクトです。2019年に神戸市長田区で劇場を運営するNPO法人DANCE BOXにより始動しました。舞台芸術を軸に、誰もが豊かに暮らし、芸術文化を楽しみ、表現に向かい合うことのできる社会をめざす、多角的な芸術文化創造活動です。

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