「踊ってみよう! ひとりひとり異なる身体からのダンスへのアプローチ」
身体障がいのある人も、その身体で踊る可能性をひろげるプログラム。ひとりひとりの自身も知らない身体を発見しながら、その身体だからこそのダンスをみつけていきます。
矢﨑悠悟(やざき・ゆうご)
寅年3月生まれ 四国出身
1981年俳優養成所入所 演劇、ダンスを始める。俳優として劇団ミュージカルアカデミーに所属、数々の公演に出演。劇団パノラマアワー、おやこ劇場や学校公演に出演。1989年ニューヨーク、アルビンエイリーダンススクールへ留学。1998年バニョレ国際振付賞にノミネートされる。以降ダンサーとして、コレオグラファーとして自身の作品が数々の国際ダンスフェスティバル、アートフェス(パリ、リヨン、アビニョン、マルセイユ、ニューヨークなど他多数)に招請され公演する。2010年以降現代のリアル忍者を目指し、風に舞う木の葉の様に水に遊ぶ魚の様に踊る事を修行中。元大阪体育大学、近畿大学、立命館大学、京都造形芸術大学、非常勤講師。
岩淵多喜子(いわぶち・たきこ)
ラバンセンターにてコンテンポラリーダンスを学ぶ。エルヴェ・ロブ、テッド・ストッファー等と活動後Dance Theatre LUDENS設立。LUDENSの全作品の演出、構成、振付を行い、国内外で作品を発表、高い評価を得る。また海外のアーティストとの共同製作、人材育成プログラムのプロデュース等、様々な角度からコンテンポラリーダンスの魅力と可能性を追求、発信している。「Be」にて横浜ソロ×デュオコンペティションにて【横浜市文化振興財団賞】、【在日フランス大使館賞】、「Distance」にて【舞踊批評家協会新人賞】受賞。2000-05年公益財団法人セゾン文化財団、芸術創造活動助成を受ける。日本女子体育大学運動科学科舞踊学専攻専任講師。
photo:©鹿島聖子
障がいの有無、経済環境や家庭環境、国籍、性別など、一人一人の差異を優劣という物差しではなく独自性ととらえ、幾重にも循環していく関係性を生み出すことを目的としたプロジェクトです。2019年に神戸市長田区で劇場を運営するNPO法人DANCE BOXにより始動しました。舞台芸術を軸に、誰もが豊かに暮らし、芸術文化を楽しみ、表現に向かい合うことのできる社会をめざす、多角的な芸術文化創造活動です。