〜触れて聞いて嗅ぐことから〜
新長田の道なり街なかや、下町芸術祭のアートやパフォーマンス作品を、触れて聴いて嗅いで味わうツアー・プログラムをつくります。身体のいろんな感覚をフル稼働して、新たな感覚で街やアートと出会いませんか。
※各日、異なるプログラム内容です。
※アイマスクの準備のため、完全予約制です。
企画:広瀬浩二郎、中元俊介、角野史和、吉川史浩
アドバイザー:小國陽佑
下町芸術祭2019ウェブサイトはこちらから
広瀬浩二郎 自称「座頭市流フィールドワーカー」、または「琵琶を持たない琵琶法師」。1967年、東京都生まれ。13歳の時に失明。筑波大学附属盲学校から京都大学に進学。2000年、同大学院にて文学博士号取得。専門は日本宗教史、触文化論。01年より国立民族学博物館に勤務。現在はグローバル現象研究部・准教授。「ユニバーサル・ミュージアム」(誰もが楽しめる博物館)の実践的研究に取り組み、“さわる”をテーマとする各種イベントを全国で企画・実施している。 |
中元俊介(福祉事業型「専攻科」エコールKOBE) 1986年生まれ、画家・芸術家。山と鉱山の芸術祭(2018)や下町芸術祭(2015)などに出展。普段は福祉事業型「専攻科」エコールKOBE副学園長。障害のある青年たちに自由を教えている。古民家を改修して作られたアトリエ、Atelie KOMAの管理運営係としてマフィアに関わっている。 |
角野史和 暮らしとともにある建物やまちを愛する散歩活動家・建築士・まちづくりコンサルタント。場所愛と1対1のお付き合いに基づいた建築設計、住民主体のまちづくり支援・地域計画・地域振興に携わる。ちいきいとでは駒ヶ林担当。マップ狂が高じて2018年マップライブラリーGnuを開設。モットーは「つっかけで会いにいける距離感でとにかく顔をつき合わすんや!」。 |
吉川史浩 WAGOMU Climbing Gym代表。 ボルダリングジムを経営。「Outdoor for ALL」を提唱し、障害のあるなしに関わらず、アウトドア活動をダイナミックに遊ぶことを提案。TMCA近畿中国代表。 |
障がいの有無、経済環境や家庭環境、国籍、性別など、一人一人の差異を優劣という物差しではなく独自性ととらえ、幾重にも循環していく関係性を生み出すことを目的としたプロジェクトです。2019年に神戸市長田区で劇場を運営するNPO法人DANCE BOXにより始動しました。舞台芸術を軸に、誰もが豊かに暮らし、芸術文化を楽しみ、表現に向かい合うことのできる社会をめざす、多角的な芸術文化創造活動です。