10分間のダンス3本仕立て。舞台で上演されたダンス作品と、ダンス・アーティストが制作したダンス映像作品を配信します。これもダンス? あれもダンス!ダンスって何だ!? 10分の作品のなかに、身体や、風景・モノから立ち上がる「ダンスなる瞬間」が散りばめられています。今回、DANCE BOX初めての試みとして副音声をつけ、新たなダンスの楽しみ方の開発を試みます。
5回目の「耳からダンス」の振付は、増田美佳です。
■視るダンス②【副音声】
島田真奈『Flow Away』(映像作品)
出演:島田真奈、西澤恭子、生田直美
撮影・編集:金子礼二郎
副音声:合田奈央
ながやこうた『アマオト』(映像作品)
作・副音声:ながやこうた
福森ちえみ『Maybe tomorrow is XXX.』(舞台作品)
振付:福森ちえみ
出演:織田駿、永田桃子
副音声:アルト
お茶の間MC:ミッシュマッシュムッシュ高橋、趙恵美
お茶の間トーク:AZUMI PIANO、大谷燠
■耳からダンス
振付:増田美佳
視るダンス
福森ちえみ
欧州ディキン大学クリエイティブアーツ(ダンス)科卒業。国内ダンス留学@1期生振付家コース終了。パフォーミングアーツの新たな表現方法を探るアートカンパニーPlaTEdgE主宰。地元愛知県を中心に地域芸術の活性化と舞台芸術を通じて社会への貢献を図っている。”文化・慣習に刻まれている不条理について身体をツールとして読み解き、再定義する”ことを命題に創作活動を行う。海外での異文化を通した自分自身の価値観との不協和音が作品創作の原動力につながっている。
島田真奈
1986年生まれ。2007年よりジャズダンスを始める。2010年国内外のコンクールにて、最優秀賞、特別賞など受賞作品に出演。2011年より金子礼二郎に師事。2015年国内ダンス留学@神戸4期生としてダンスボックスにてコンテンポラリーダンスを学ぶ。帰京後、出産を経て再びダンスの道へ。GYROKINESIS®︎などのトレーニングメソッドを学びトレーナーとしても活動中。いま、ここにいること。大好きなダンスを踊ること。自分の身体と踊ること。大好きな人と踊ること。
長屋耕太
京都造形芸術大学 卒業。元野球部。ダンサー・ベイビーシアター振付家。大学では舞台写真を学び、和太鼓や石見神楽を習う。その後、会社員を経て30歳で踊りを始める。これまでに山崎広太、北村明子、Pichet Klunchun、奥野美和、弓井茉那、Dance Theatre LUDENS、白井晃、島地保武、夏木マリ主催”印象派NÉO”などの作品に出演。
お茶の間トーク
AZUMI PIANO
ピアニスト。在独18年を経て、近年ではパプアニューギニアの未開の村へ楽器を運び共演するなど、国内外で多様な人々と共に音楽空間を創っている。twitcasting.tv/c:azumipiano
大谷燠
ダンスボックスのボス。みんなの相談窓口。
耳からダンス
増田美佳
1983年京都生まれ。ダンサー / ゴーストライター
これまでに演劇、ダンス問わずさまざまな作品に出演する。近年は文筆家、嵯峨実果子としても活動。『ミことば』で平成27年度第33回世田谷文学賞 詩部門受賞。ジャンル横断的に活動する流動ユニットmimacul(ミマカル)を主宰し、主に舞台作品を発表する。301句会所属。京都市立芸術大学非常勤講師
▼MISCH MASCH Festival ダイジェスト映像
障がいの有無、経済環境や家庭環境、国籍、性別など、一人一人の差異を優劣という物差しではなく独自性ととらえ、幾重にも循環していく関係性を生み出すことを目的としたプロジェクトです。2019年に神戸市長田区で劇場を運営するNPO法人DANCE BOXにより始動しました。舞台芸術を軸に、誰もが豊かに暮らし、芸術文化を楽しみ、表現に向かい合うことのできる社会をめざす、多角的な芸術文化創造活動です。