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【下町芸術祭2019|パフォーマンスプログラム】 家と踊る ふたりのダンス「オンブラ・マイ・フ」

2019.10.13

家と踊る ふたりのダンス「オンブラ・マイ・フ」

 
椅子に座ったまま、シンプルな身振り手振りのみで展開される静かな小作品「オンブラ・マイ・フ」。 関西の伝説のダンスユニット<砂連尾理+寺田みさこ>が20年前につくり、ながらく日の目を見ることのなかったデュエット作品。この度、久々に掘り起こし、ダンサーや住人の方々に手渡します。会場となるのは、自宅やコミュニティ・スペースです。歴史やそこに住む/関わる人々の想いがさまざまに交差する場所に、アリアの美しい音色とふたりのダンスが立ち現れます。今回は特別に、ダンサーが踊り、その家の住人が踊ります。
 
※自宅での公演は、完全予約制です(集合場所は予約完了時にお伝えします)
 

 
振付:砂連尾理、寺田みさこ
出演:
砂連尾理+寺田みさこ
伊藤愛+ネコ・ザ・ゴースト
垣尾優+椙本雅子、
サイトウマコト+斉藤綾子
田村興一郎+田村みくり
福岡まな実+福岡さわ実、
住人の人々
 


 

出演者プロフィール


 
砂連尾 理(左)
1991年寺田みさことダンスユニットを結成。近年はソロ活動を中心に、障がい者や高齢者、避難所生活者、また妊婦さんとのプロジェクトも手がけ、アートと社会を繋ぐ活動を展開している。著書に「老人ホームで生まれた<とつとつダンス>ーダンスのような、介護のようなー」(晶文社)。立教大学・映像身体学科 特任教授。
 
寺田みさこ(右)
幼少よりクラシックバレエを学ぶ。91年より砂連尾理とダンスユニットを結成。06年以降ソロ活動を開始。自身の作品の他、石井潤、山田せつ子、白井剛、笠井叡振付作品などに出演。07年「愛音」 13年「アリア」 18年 3人の振付家によるソロ作品「3部作」を発表。アカデミックな技法をオリジナリティへと昇華させた解像度の高い踊りに定評がある。
 
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伊藤愛(左)
ダンサー。愛知県出身。幼少よりモダンダンス・バレエを学び、神戸を拠点にフリーランスのダンサーとして活動。美術家や音楽家らとの即興パフォーマンスを継続的に行う。1996~2019年6月までEnsemble Sonneにて活動、Jodi Melnick(NY)、Thomas Duchatelet Company(フランス)、黒沢美香、余越保子等の作品に出演。舞台活動のほか関西や名古屋等でダンス講師を務める。
 
ネコ・ザ・ゴースト(右)
30歳をこえて何を思ったのか芝居をはじめる。森川弘和に出会い、盆踊りくらいしかやったことないのにコンテンポラリーダンスを踊りだす。現在、女優で脚本演出も担当する殿井歩と演劇ユニット「よいとな」としても活動中。料理が趣味で、オリジナルスパイスカレーの完成に頭を悩ませている。虚と実のあわいに揺れる暮らし。
 
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垣尾優(左)
22才よりダンスを始める。ダンサーとして、山下残、岡登志子主催Ensemble Sonne、エルヴィ・シレン、松本雄吉、砂連尾理、ノーラ・チッポムラ等多数のアーティストの作品に参加。 塚原悠也とcontact Gonzoを立ち上げ、2009年まで活動。2018年FIDCDMX(メキシコ)ソロダンスコンペティションに選出。2019年 ダンスボックス・ソロダンス・シリーズにて「愛のゆくえ」発表。
 
椙本雅子(右)
5歳よりモダンダンスを始める。Laban Centre (London)にてディプロマ取得。濵谷由美子主宰CRUSTACEAの結成メンバーとして全作品に出演。他ダンスカンパニーの作品出演や自身の作品を海外フェスティバル等で発表する。近年はイベントテーマソングやアニメーションキャラクター等振付の他、声優としても活動している。
 
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サイトウマコト(左)
1958年 福岡県小倉に生まれる。
小倉西高校から関西大学に進みその間シェークスピア劇、アングラ演劇作演出を手がける。1977年よりダンスを始める。その後ロス、ニューヨークにてダンス研修。1984年から自らの作品を発表。その後アングラ演劇、シールレアリズムに影響を受けた作品を発表し続けている。ここ数年は文化庁芸術祭参加作品を含め「サイトウマコトの世界」シリーズを続け2019年11月1~3日には伊丹アイホールにてにてvol.8「たまきはる」9を上演予定。
 
斉藤綾子(右)
1990年大阪府生まれ。幼少より踊りはじめる。大阪芸術大学舞台芸術学科舞踊コース卒業。在学中に望月則彦作品「カルメン」でカルメン役を踊る。近年、サイトウマコト、今中友子、素我螺部、高野裕子、きたまり/KIKIKIKIKIKI などの作品に出演。多くのサイトウマコト作品で振付助手を務める。2016年よりダンスユニット …1[アマリイチ] での活動を始める。
 
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田村興一郎(左)
振付作家・ダンスアーティスト。DANCE PJ REVO(NPO法人DANCE BOXアソシエイト・カンパニー)主宰。横浜ダンスコレクション最優秀新人賞、若手振付家のための在日フランス大使館賞受賞。香港でダウン症のこどもにダンスを教えるなど福祉施設などでも活動を行っている。誰でも振付家になれるワークショップ「身体美術館」を開発、国内外様々な場所で実施。
 
田村みくり(右)
1991年大阪市生まれ。先天性疾患により小学1年生から車いす利用。
2000年、ジェネシスオブエンターテイメントが小学校へ講演に来たことをきっかけに車いすダンスをはじめる。
2011年、全日本車いすダンススポーツ選手権大会東京グランプリラテン部門デュオスタイル優勝。大阪府職員や病院事務を経験。現在、関西を中心にダンス出演。
 
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福岡まな実(左)
2000年~2009年 舞踏カンパニー<千日前青空ダンス倶楽部>所属、全作品に出演。同時にソロ活動も行い国内外で作品を発表。2012年にソロ初長編作品「3人のダンス」を発表、2015年NY公演。寺田みさこ、余越保子、笠井叡、ピチェ・クランチュン、筒井潤など多数の振付家・演出家の作品に出演している。
 
福岡さわ実(右)
2002年から2013年オランダアムステルダムを拠点にダンスカンパニーEmiogreco|PC(現ICKAmsterdam)に所属、カンパニーのほぼ全作品に出演。2013年から2017年にかけて余越保子振付作品に姉まな実と共に出演。現在参加している余越保子新作が10月に初演を控えている。

イベント情報

日程
2019年10月13日(日)〜11月3日(日)
場所
K邸、F邸、G邸、O邸、Y邸、神戸映画資料館ロビー、野瀬病院、cafe パペポ、コミュニティ・サロンGnu、駒どりの家
料金
前売:一般 ¥1,500/長田区民、シルバー、障がい者、介護者 ¥500
※神戸映画資料館、野瀬病院、cafe パペポ、コミュニティ・サロンGnu、駒どりの家は無料
備考欄
主催 : NPO法人 DANCE BOX、文化庁「2019年度 文化庁 障害者による文化芸術活動推進事業 委託事業」
共催:新長田アートコモンズ実行委員会
助成:神戸市 まちの再生・活性化に寄与する文化芸術創造支援助成

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こんにちは、共生社会とは

障がいの有無、経済環境や家庭環境、国籍、性別など、一人一人の差異を優劣という物差しではなく独自性ととらえ、幾重にも循環していく関係性を生み出すことを目的としたプロジェクトです。2019年に神戸市長田区で劇場を運営するNPO法人DANCE BOXにより始動しました。舞台芸術を軸に、誰もが豊かに暮らし、芸術文化を楽しみ、表現に向かい合うことのできる社会をめざす、多角的な芸術文化創造活動です。

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