英国で身体障害のある舞踊家達とない舞踊家達で構成されるダンス・カンパニーCandoCoを設立、共同芸術監督を務めたAdam Benjaminによるワークショップです。身体に障害のある方の動きの 特性、また、車椅子の動きの特性も生かしながら振付をしていくベンジャミン氏独特のコンテンポラリー・ダンスの技法を学びつつ、身体障害のある方とない方がお互いの身体表現の特徴を活かし合いながらダンスを創っていきます。
アダム・ベンジャミン 1991年、身体障害を持つダンサーと共に“CandoCo”ダンス・カンパニーを設立。共同芸術監督、Plymouth UniversityのTheatre and Performance部の講師を経て、現在、フリーランスの振付家&舞踊教育家。RussellMaliphant、伊藤キムなど多くのアーティスト達とのコラボレーションを行なう他、Scottish DanceTheatre, The Besht Tellers, A&BC Theatre Company,StopGap などのカンパニーへの振り付けも行なう。Wingate Scholar, a RayneFellow、ロンドンのThe placeのアソシエイト・アーティスト。著書に障害のある人達とない人達とのダンスの理論と実践書である“Making an Entrance” (Routledge 2001)がある。 |
障がいの有無、経済環境や家庭環境、国籍、性別など、一人一人の差異を優劣という物差しではなく独自性ととらえ、幾重にも循環していく関係性を生み出すことを目的としたプロジェクトです。2019年に神戸市長田区で劇場を運営するNPO法人DANCE BOXにより始動しました。舞台芸術を軸に、誰もが豊かに暮らし、芸術文化を楽しみ、表現に向かい合うことのできる社会をめざす、多角的な芸術文化創造活動です。