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イベント

【共生社会|キックオフミーティング】文化芸術による共生社会を現場の目線で考え試みるプロジェクト キックオフミーティング

2019.07.07

 
新長田に置ける〈共生〉の現状とは?そしてこれからは?
先ずは現場で活動するからこそ捉えることのできる課題や問題点を広げます。そして、今後の展望について対話を重ねる為の第一歩の場となることを目指します。
 
*UDトーク使用プログラム
 

当日の流れ

オープニング
オープニング・パフォーマンス by 新長田アートマフィアダンス部
イントロダクション
事例紹介&ダイアローグ〉各30分
 
第1部: 新長田で〈障がい者〉と共に歩む活動から
進行:文(NPO法人DANCE BOX)
登壇:中元俊介(福祉事業型「専攻科」エコールKOBE)、吉川史浩(Water Ground Mountain)、川本尚美(特定非営利活動法人100年福祉会片山工房)、小國陽佑(NPO法人芸法)
 
第2部: 新長田で〈在日外国人〉と共に歩む活動から
進行:角野史和(ことデザイン)
登壇:野上恵美(ベトナム夢KOBE)、パクウォン&趙恵美(スタジオ・長田教坊)、キムシニョン(一般社団法人神戸コリア教育文化センター)、ファン・チォン・クォン(VIAN)
 
第3部: 新長田で〈高齢者〉と共に歩む活動から
進行:渡辺祥弘(K+action)
登壇:首藤義敬(はっぴーの家ろっけん)、大谷絋一郎(株式会社PLAST)、永田智子(新長田安心すこやかセンター)、遠藤順二(医療法人社団十善会グループ野瀬サービス付き高齢者住宅[やっぱりここ])
 
第4部: 新長田で〈子ども〉と共に歩む活動から
進行:西崎宣弘(アグロガーデン)
登壇:小笠原舞(合同会社こどもみらい探求社)、近藤美佳(真陽小学校ホアマイ教室)、尻池宏典(ふたば食堂(コミュニティ型こども食堂))
 
まとめ: 総括コメント&プロジェクトを開くキーワードの創出
進行:大谷燠(NPO法人DANCE BOX)
登壇:増田匡(長田区長)、芹沢高志(デザイン・クリエイティブセンター神戸(KIITO)センター長)
 
 


 

登壇者

 

オープニングパフォーマンス| 新長田アートマフィアダンス部
神戸市長田区の新長田地域を中心に独自の拠点を運営しながら、表現活動を支援する人々の集合体です。各々の拠点は、病院、クライミング・ジム、古民家、コミュニティ・スペース、多世代シェアハウス、アトリエ、事務所、劇場、自宅のように用途も属性も多岐にわたります。
注)マフィアと称していますが、本当のマフィアではありません。

 

文(NPO法人DANCE BOX)
大阪生まれ、長田区在住。DANCE BOX事務局長。約20年にわたりコンテンポラリーダンス事業を手掛けるほか、障がいのある人との「循環プロジェクト」(2007年~)や小学校への出前プログラム等、ダンスと身体、表現と社会、人と地域と劇場が拡がり繋がる現場を、(たぶん)考え続けている。ダンサーでもある。

 

中元俊介(福祉事業型「専攻科」エコールKOBE)
画家・芸術家。山と鉱山の芸術祭(2018)や下町芸術祭(2015)などに出展。普段は福祉事業型「専攻科」エコールKOBE副学園長。障害のある青年たちに自由を教えている。古民家を改修して作られたアトリエ、Atelie KOMAの管理運営係としてマフィアに関わっている。

 

吉川史浩(Water Ground Mountain)
WAGOMU Climbing Gym 代表事前ツアー、オープニング。ボルダリングジムを経営。「Outdoor for ALL」を提唱し、障害のあるなしに関わらず、アウトドア活動ダイナミックに遊ぶ事を提案。TMCA近畿中国代表。

 

川本尚美(特定非営利活動法人100年福祉会片山工房)
特定非営利活動法人100年福祉会・片山工房スタッフ兼アートディレクター。
神戸市長田区生まれ/芸大卒/写真家。
障害のある方と寄り添いながら、人の創作物と背景に惹かれ、「ひと」とは何かを考えながら、暮らしを紡ぐ。工房を通して日々の大切な場を歩んでいる。

 

小國陽佑(NPO法人芸法)
1984年兵庫県豊岡市生まれ 長田区在住。NPO法人芸法として長田区駒ヶ林町に拠点を移し、地域に根ざした様々な社会活動を通じて若手アーティストの育成・支援を行う。地域での取り組みとして、下町芸術祭の企画、まちなか防災空地や駐輪場・防潮堤の整備事業、空き家のリノベーションと展示プログラム、コミュニティプログラムなど。所属:NPO法人芸法(理事長)、NPO法人J-heritage(理事)

 

角野史和(一般建築士事務所こと・デザイン)

暮らしとともにある建物やまちを愛する散歩活動家・建築士・まちづくりコンサルタント。場所愛と1対1のお付き合いに基づいた建築設計、住民主体のまちづくり支援・地域計画・地域振興に携わる。ちいきいとでは駒ヶ林担当。マップ狂が高じて2018年マップライブラリーGNUを開設。モットーは「つっかけで会いにいける距離感でとにかく顔をつき合わすんや!」。

 

 

 

  • 趙恵美(スタジオ・長田教坊)
  • 舞踊家(コリアンダンサー)。ピラティスインストラクター。
  • 京都生まれの在日コリアン4世。9歳から舞踊を始め、日本、韓国で様々な舞台に出演。現在はコリアンダンサーとして朝鮮と韓国舞踊に軸を置き創作活動を行なう。韓国伝統打楽器奏者としても音楽講師を務める。
  • 遊合芸能 親舊達チングドゥルメンバー。
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金信鏞(キム シニョン)(一般社団法人神戸コリア教育文化センター)

  • 在日コリアン2世。下関市生まれ。30年ほど前から公立学校に通う在日コリアンの子どもたちの教育課題に取り組む。近年は在日コリアンの古い写真や生活史料などを収集し、写真展を開催したり、長田在日大学やコミュニティカフェ「ナドゥリ」を運営し、交流拠点作りを進めている。一般社団法人神戸コリア教育文化センター代表理事。

 

  • ファン・チョン・クォン(VIAN)
  • ベトナム共和国・フンイエン出身。2001年ハノイ映画演劇大学卒業。国立青年劇場の所属俳優として、演劇やコメディ等の様々な舞台に立つ。その後、同劇場の音響スタッフを15年にわたって務める。また、イベントの企画や音響も務め、ベトナム国内各地の劇場等で活動。2015年、結婚を機に来日。現在、新長田在住。現在は尻池水産にて漁師もしながら、様々な在日ベトナム人コミュニティに関わる。

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  • 渡辺祥弘(K+action)
  • 古い空家をDIYで改修・活用する「コアクション」の一員として活動。長田区久保町にある築100年の長屋を改修し、「芸賭せ」でも活用。日中は、神戸市職員として災害に強いまちづくりに取り組む。「新長田アートマフィア」「まち工場調べたい」の一員としても、長田によく関わっている。仙台出身。大学から神戸に移住。

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  • 首藤義敬(はっぴーの家ろっけん)
  • 株式会社Happy 代表取締役
  • 地域共生型事業のシェアハウス「はっぴーの家ろっけん」を運営。企画段階から保育園児・学生・主婦・クリエイター・外国人等、多様なバックグラウンドをもつ地域住民で事業計画とコンセプト策定を行いながら事業運営をスタート。現在は全国から視察が絶えない地域のセーフティネットとなっている。

 

  • 大谷紘一郎(株式会社PLAST)
  • 株式会社PLAST 常務取締役
  • 2014年に新長田で代表取締役廣田恭佑とともに株式会社PLASTを設立。
  • リハビリを行うデイサービス、訪問看護ステーション、主に重症心身障害児を対象とした児童発達支援・放課後デイ事業所や企業主導型保育園を設立。
  • PLASTに関わる方の「想いを叶える」を理念に、新長田の南エリアで活動しています。

 

  • 永田智子(新長田安心すこやかセンター)
  • 1980年生まれ。明石出身。趣味は料理。大正筋商店街の中にある「新長田あんしんすこやかセンター」で地域支え合い推進員として勤務。日々、高齢者福祉に奔走している。

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  • 遠藤順二(医療法人社団十善会グループ野瀬サービス付き高齢者住宅[やっぱりここ])
  • 20歳から16年間、ホテルマンとして勤務。その後ゴルフ業界へ。41歳から野瀬病院にて勤務。入社時は施設管理課へ配属。長田の皆さまとの交流をメインとしたイベントの担当。
  • その後、20182月開設・野瀬サービス付高齢者向け住宅「やっぱりここ」の施設長、現在に至る。兄がココリコ遠藤章造、兄とは違い「クソ真面目」な性格で、面白いことはほとんど言いません。「大晦日のガキ使」「踊るさんま御殿」に出演。(ガキ使は「遠藤一家」として父・母と出演)

 

  • 西崎宣弘(アグロガーデン)
  • 株式会社ホームセンターアグロに勤務。
    地域担当として、地域の様々な行事に参加する中で、知らない内に『新長田アートマフィア』に加入。芸術とは無縁な生活を送りながらも、首輪と手錠によって自身の内に潜む芸術心に気付かされる。
    奈良在住で毎日片道2時間かけて神戸まで通勤。競馬が趣味の41歳。

 

  • 小笠原舞(合同会社こどもみらい探求社)
  • 法政大学現代福祉学部現代福祉学科卒業。
  • 2012年には子育てコミュニティ「asobi基地」、2013年には「こどもみらい探求社」を設立し、子どもにとって本当にいい環境とは?を軸に活動している。
  • 著書「いい親よりも大切なこと ~こどものためにしなくていいことこんなにあった~」、写真集「70センチの目線」長田区在住。0歳児のママ。

 

  • 近藤美佳(真陽小学校ホアマイ教室)
  • ベトナム語講師・通訳・翻訳。ベトナムの民族衣装アオザイに魅せられ、大阪外国語大学でベトナム語を専攻。大学在籍時よりベトナムルーツの子どもたちへの母語・日本語・教科学習支援活動に携わる。2016年度より真陽小学校ホアマイ教室(ベトナムルーツの子どものための母語・母文化学習教室)講師を務める。

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  • 尻池宏典(ふたば食堂(コミュニティ型こども食堂))
  • 神戸長田の漁師です。主に玉筋魚新子漁やシラス漁を行う船曳網を営んでおります。その傍ら様々な地域活動に参加させていただき現在に至ります。

 

  • 大谷燠(NPO法人DANCE BOX)
  • ’96年に大阪でDANCE BOXを立ち上げ、20094月には神戸に拠点を移し、≪ArtTheater dB 神戸≫をオープン。’ Asia Contemporary Dance Festivalなど国際交流事業やアートによるまちづくり事業も多数行う。2017年度文化庁長官賞受賞。

 

  • 芹沢高志(デザイン・クリエイティブセンター神戸(KIITO)センター長)
  • 東京生まれ。1989年、P3 art and environmentを設立し、統括ディレクターを務める。現代美術、環境計画分野で数々のプロジェクトを展開。デザイン・クリエイティブセンター神戸センター長。ART PROJECT KOBE 2019 TRANS-  総合アドバイザー。

 

増田匡(長田区長)
京都市出身。長田区歴7年目。2013年から2年間、長田区役所で働き、まちと人の温かさを知ってから、このまちにはまる。
2017年に明石から新長田へ移住し、2019年4月から現職。好きなまちのために働けることを喜ぶ反面、休日の仕事が多くて、まちをぶらつく時間が減ったことが最近の悩み

イベント情報

日程
2019年7月7日(日)

時間帯
14:00〜17:30
場所
ArtTheater dB Kobe
(神戸市長田区久保町6-1-1 アスタくにづか4番館4階)
料金
無料

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こんにちは、共生社会とは

障がいの有無、経済環境や家庭環境、国籍、性別など、一人一人の差異を優劣という物差しではなく独自性ととらえ、幾重にも循環していく関係性を生み出すことを目的としたプロジェクトです。2019年に神戸市長田区で劇場を運営するNPO法人DANCE BOXにより始動しました。舞台芸術を軸に、誰もが豊かに暮らし、芸術文化を楽しみ、表現に向かい合うことのできる社会をめざす、多角的な芸術文化創造活動です。

詳しく見る

野上恵美(ベトナム夢KOBE)

ベトナム夢KOBE共同代表。神戸大学大学院国際文化学研究科博士後期課程修了。主な研究テーマは、在日ベトナム人の生活戦略について。ベトナム夢KOBEでは、生活相談、通訳・翻訳、母語教室、日本語教室、学習支援教室、インターネットラジオ番組制作等を行なっている。2015年に「ベトナム難民一世・二世たちの震災の記憶ー阪神・淡路大震災から20年を迎えて」を発行した。
 

パクウォン(スタジオ・長田教坊)

サムルノリ奏者。神戸市生まれの在日コリアン3世。1997年より韓国伝統芸能の舞台活動を始め日本全国、海外で演奏を重ねる。2006年Korea×Japanの伝統芸能を融合させた遊合芸能親舊達チングドゥルを結成。三重大学、神戸甲北高校、コリア国際学園講師。2010年神戸長田文化賞受賞。2015>年スタジオ・長田教坊設立。