「こんにちは、共生社会(ぐちゃぐちゃのゴチャゴチャ)」プロジェクトに興味のある方やサポート・スタッフ、未来の繋ぎ手=コーディネーター志望の方をおもな対象として、全4回の勉強会を実施します。 もちろん、各々のテーマに関心にある方ならどなたでも参加いただけます。
第2回目は、「触れる・聞く・嗅ぐことから・・・新しい“ユニバーサル・ミュージアム”を考える」。
触常者(見えないけれど聞こえる)の広瀬浩二郎さんは、「ユニバーサル・ミュージアム」(誰もが楽しめる博物館)のあり方を探り続けています。その中でも、「さわる展示」に重きをおいています。この勉強会では、はじめに広瀬さんの基調講演をおこないます。そして、新長田で活動するまちあるき/アート/アウトドアの専門家が、それぞれの視点から「ユニバーサル・ミュージアム」の魅力に迫ります。
講師
広瀬浩二郎(国立民族博物館)
聞き手
中元俊介(福祉事業型「専攻科」エコールKOBE)
角野史和(こと・デザイン)
吉川史浩(Water Ground Mountain)
障がいの有無、経済環境や家庭環境、国籍、性別など、一人一人の差異を優劣という物差しではなく独自性ととらえ、幾重にも循環していく関係性を生み出すことを目的としたプロジェクトです。2019年に神戸市長田区で劇場を運営するNPO法人DANCE BOXにより始動しました。舞台芸術を軸に、誰もが豊かに暮らし、芸術文化を楽しみ、表現に向かい合うことのできる社会をめざす、多角的な芸術文化創造活動です。