「こんにちは、共生社会(ぐちゃぐちゃのゴチャゴチャ)」プロジェクトに興味のある方やサポート・スタッフ、未来の繋ぎ手=コーディネーター志望の方をおもな対象として、全4回の勉強会を実施します。 もちろん、各々のテーマに関心にある方ならどなたでも参加いただけます。
第3回目は、「“老い”から見える、ためらいと希望の哲学談義」。
哲学者の西川勝さんは「老いにおいても、悲しみを飛び越さずに突き抜けて、ようやくたどり着く、深い希望が必要なのです。」と言います。「伝わらないこと」に魅せられ、自分のすべてを賭けて近づくダンサーの砂連尾理さん。子どもからお年寄りまでが、ごちゃ混ぜになって暮らすはっぴーの家ろっけんの首藤義敬さんのハチャメチャな日々。三者で老いと共にあるためらいと希望の哲学を探ります。
講師
砂連尾理(振付家/ダンサー)
西川勝 (臨床哲学)
首藤義敬(はっぴーの家ろっけん)
障がいの有無、経済環境や家庭環境、国籍、性別など、一人一人の差異を優劣という物差しではなく独自性ととらえ、幾重にも循環していく関係性を生み出すことを目的としたプロジェクトです。2019年に神戸市長田区で劇場を運営するNPO法人DANCE BOXにより始動しました。舞台芸術を軸に、誰もが豊かに暮らし、芸術文化を楽しみ、表現に向かい合うことのできる社会をめざす、多角的な芸術文化創造活動です。